空白の一年 2020年2月

2月4日(火曜日) 三重県の山へ

山の中などはバイクで移動したいので小型ドローンを購入

このドローンは重量が199グラムなので航空法の適用がほとんどない。トイドローンのようなおもちゃ感はなく、ハイスペックで、いつも使っているドローンと機能的にはあまり変わらない。

ただ、機体が小さく軽いので、舵取りなどはデリケートな操縦が求められる。

 

朝起きたら、前日の雨と冷え込みのお陰で、空気は澄み渡り、風もない快晴☀️

知人から「ホームページに使えるような、この地方を見渡せる画像が欲しい。」と、何ともつかみどころのない依頼を受けていたので、新機体を持ってバイクで三重県の山へ(なかなか、名古屋を見渡せる山はない)

ここは、昔から知っていた夜景スポット。険しい林道しかないので、車で訪れる人はほとんどいない。天気がよければ濃尾平野が見渡せる。

期待どおり

この絶景を知っているハイカーがすでに何組か眺めている。

その方達に、一言断ってから離陸

依頼に沿う?写真を何枚か撮り、最後に動画撮影

うーん この動画はドローンじゃなくても撮れる映像だ?

 

2月19日(水曜日) 白馬村へ

別の友人から「雪と山が映り込んでいる画像を気が向いたら撮っておいて」と依頼を受けた。こいつは、web関連を生業としていて、自分がドローンを使ってどんな撮影をするのか興味津々のようだ。冷やかし半分なので依頼内容がざっくりしている。

昨年腰を怪我した影響で今年は、いまだにスキーへ行ってない。暖冬でも、山は2月に入ってから雪が降っていたので、気にはなっていた。

目指すは白馬のスキー場

暖冬の影響で雪のない国道を進み、仁科三湖からは雪の国道になる。名前通り三つの湖がある。木崎湖、中綱湖、青木湖。その中の青木湖はコンデションがよければ水面にアルプスの山々が映り込む絶景が見られる。

何年も前に、その息を飲む絶景を偶然見たが、その後一度もお目にかかっていない。地元の人によれば、一年に何度も見えないらしい。

今回は、その絶景を狙って毎日、天気図とにらめっこしていた“にわか気象予報士“

明日は風がやむ!と確信して夜中に家を出発。

日の出ちょと前にスタンバイしたが、微風で水面には細波、外気はマイナス15度越え

寒すぎてドローンを飛ばすには危険だ。いい映像は撮れないと判断、とりあえず断念

昼前の風止まりまで待つことに

午前11時過ぎにピタッと風がやんだ。

綺麗な山肌が逆さになって湖に映り込んだ。

チャンス!

運がよかった。空撮の技術は幼稚だけど、最高の被写体に巡り合えたことに感謝。

白馬さのさかスキー場が30年来のホームゲレンデ。スキー場の上部駐車場までは雪道。この感じが好きで、毎年わざわざここを走る。

 

スキー場から見える景色。

今まで撮影していた青木湖と、その向こうは閉鎖されたヤナバスキー場。スキーブームが去って閉鎖するスキー場が少なくない。隣の青木湖スキー場も何年か前に閉鎖され、とても寂しい・・・・

 

帰り道、大町市の外せない撮影ポイントから北アルプスを

最後にお決まりの「雷鳥」を買って帰途につく。

今日はいい一日だった。

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