やらかした

    

頼まれたクリスマス用チーズケーキを焼き上げた。

      

中途半端に材料が残った。

そうだ

チャレンジ中のキウイを入れたチーズケーキを焼こう。

    

今までキウイの味が思うようにでず四苦八苦、いまだ完成してない。

  

残った材料が少なかったので、小さなケーキ型、キウイは多めにした。

約50分焼き上げて

じゃーん 出来上がり

    

見た目よし。香りよし。なんかいい感じ。

    

一晩冷ましてイブの朝、ワクワクしながらスプーンでほじくりお口へ

んっ!

甘味がない。  

酸っぱさと苦み?が混じった何とも言えない味

はっきり言って おいしくない

今までは、キウイの味が出なくても、それなりにおいしかったのに

キウイの量が禁断の一線を越えた?

伏兵の酸味が主役の甘味を抑えて前に出た?

  

すでにテイスティング嬢のMちゃんに

「試作品出来たから味見して?」

なーんて自信満々に連絡をしてしまった。

調子に乗って「私、失敗しないので」て言わなくてよかった。

    

仕方なく不出来なケーキをMちゃんへ

謝罪しまくってケーキを押し付けて退散

そんな自分に、にこにこしながら「楽しみーっ」って

優しいなぁ

  

しばらくして、感想が送られてきた。

ここにも優しさがにじみ出ていた。

   

Ⅿちゃん!

イブにまずいケーキを食べさせてすまん!!

   

キウイの明るい未来が見えない。

ちょっと中断(中止じゃない)して次の果物を探そう。

     

   

南国

エメラルドグリーンの海

ここは沖縄

 

ではない。

   

週末は先月に続きNHKのど自慢のバンドメンバーのサポート

南国伊豆下田へ。

名古屋を昼に出発

静岡県は国道1号線のバイパスが充実している。

浜名、浜松、磐田、袋井、掛川、島田、藤枝、岡部バイパス、などなど。

信号が少ない高架の国道。渋滞さえなければ高速道路と同じだ。 

時間的に余裕があり、経費節約にもなるので国道をボチボチ行くことにした。

  

途中食事をして午後7時には下田駅前のホテルに着いた。

ビジネスホテルなので温泉はない。残念。

相棒のミュージシャンは明日の予選の楽譜と格闘すると言って部屋に篭った。

窓から見える駅前はひっそり

コンビニでワインを買って部屋で単独宴会開催。

  

朝、風の音で目が覚めた。

すごい風だ。

ドローンを扱っていると風には敏感になる。風速10メートルは超えている。

ドローンは飛ばせないな。

天気はすこぶる良い。

今回の会場は下田文化会館

下田市制50周年記念

ゲストは橋幸夫さんと川中美幸さん。

大御所のお二人だが、前回のももクロのような高揚感はない…。(失礼な奴)

他のバンドメンバーやスタッフさんに挨拶しながら楽器を設置

予選が始まると、やることなし。

毎回、この隙間時間を利用して道の駅へ行ったり、その地方の写真を撮りに行く。

今日は風が強すぎてとてもじゃない、ドローンは飛ばせない。

予定していたドローン撮影ポイントを断念して、下田周辺の海岸沿いに車を走らせる。

人がいなくて綺麗な浜を見つけた。

                            (外浦海岸)

誰もいない。

と思ったら視線を感じた。

ガン見してる。

なんかこの子が飛び立つところを撮りたくなって、カメラを構えたままじっと待つ。

何故か飛び立とうとしない。ずっとこちらを見てる。

あんたは、伊豆シャボテン公園にいるハシビロコウかって

20分ほど経って人間へのがん飛ばしに飽きたのか、ようやく飛び立った。

なかなかカッコイイではないか

ハシビロコウもどきも飛び立ったので、海岸を離れ車を南へ向けた。

岬の先に小さな島があった。橋がかかっていて歩いて渡れる恵比寿島

さっそく歩いて島へ。

島をぐるっと一周する小道の入り口に「落石注意」の看板

強風に煽られ波飛沫がたくさん飛んできた。

今日は「落石」より「波」に注意だった。

海は透明でそこが透けて見える。

小高い島の頂上に灯台と神社があった。

運輸省とは… 懐かしい。

謎の石碑

エリカ?

沢尻エリカ? 戸田恵梨香?

いえいえ

ググったら、松山恵子さんが昭和38年に発売した「エリカの咲く岬」の歌碑

歌詞は不明

エリカは、かすみ草似の花が咲くツツジ科の植物らしい。

なんかとっても味がある歌碑

空にはトンビが飛んでいた。

       

時間があったので、有名観光地の石廊崎へ向かった。

下田市から更に南下、伊豆半島最南端にある。

駐車場に車を止め、徒歩で最南端を目指す。

石廊崎灯台は真っ白で凛としていた。

灯台を越えると、この先にある神社の参道。狭く険しい。

見えた。最南端

     

最南端の祠、熊野神社

   

振り向くと岸壁にへばりつくように佇む石室神社が

上から見るとこんな感じ。

最南端には二つの神社があった。

相変わらず風は強い。

ここも観光客はほとんどいなく、ゆっくり南伊豆を満喫できた。

.                  

有意義な隙間時間を過ごし、会場に戻る。

.        

夕食は、地元の回転寿司へ。

名物のノドグロを食して満足

.

ホテルに戻り写真の整理をしていたところドーンドーンと不穏な音が…。

黒船の来襲かと外を見ても何も見えない。

そんな時はググる。  

これだ!

あと10分しかない。

大急ぎで外に出て花火を探す。

見えた。

冬の花火は綺麗だ。

.

本番の日曜日

僅かな隙間時間に近くの海浜公園にある足湯へ。

依然、風は強い。誰もいない。手を入れて見ると暖かい。

さっそく足を入れる。

気持ちいい。

んっ?? 誰か立ってる。

誰だろう?

またまたググったら

何と坂本龍馬!

坂本龍馬さんの銅像って全国至る所にある。

さすがだ。

.

本番が終わり楽器の撤収作業をして帰路につく。

今回のご褒美温泉は、伊豆市の立ち寄り湯「湯の国会館」

露天風呂に浸かり極楽極楽

.

帰り道もバイパス経由

渋滞もなく順調に帰り着いた。

.

隙間時間が足りなく感じるほど有効に使えた。

相棒のミュージシャンと、あれこれ話もできた。

あっという間の伊豆の旅だった。

(2021年12月17日〜12月19日)

大須

大須は社会人になって最初に担当した街

コンビニもない時代

そんな時代に24時間営業していた、今はなき「大須ストア」

深夜は様々な人が集まり、独特な雰囲気を漂わせていた。

  

その大須ストアの店長さんや常連のおかまのお姉さん

布団屋さん、かばん屋さん、喫茶店・・・

境内で占いをしているおじさんは、大須の裏情報をたくさん教えてくれた。 

  

みんな駆け出しの自分をかわいがり育ててくれた。

社会人のスタートが大須であったことを今でも感謝している。

  

今日は特定検診を受けるため、愛車のちっちゃなちゃりをこきこき上前津にやってきた。

かっこよく撮れているが…

実は、うしろのタイヤはパンクしている。

上前津交差点で信号待ちをしていたら違和感

仕方なく交差点角の駐輪場にとめて、歩いて病院へ

  

検診が終わり、さあどうしよう

折り畳み自転車だから、車で回収するか

って考えていたら、

新人の時に同じように自転車がパンクしたことを思い出した。

あの時は携帯電話もネットもなく、困っていたら

通りかかった先の顔見知りのおかまのお姉さんが

東別院の自転車屋さんを教えてくれたっけ。

  

なんとなくその場所は覚えている。

自転車を押し押しそのあたりに

ちょっとあきらめかけたけど…  見つけた。

  

高齢のご夫婦が営んでいる街の自転車屋さん。

パンクではなくチューブがダメになり交換が必要だった。

チューブの在庫はないけど一時間程でなんとかなる。と

職人気質のお爺ちゃんに言われた。

修理の間、久しく来てない金山をぶらついて戻ると綺麗に直っていた。

感謝。感謝。

これも大須の縁。

    

軽快になった自転車をこぎながら大須観音へ

コロナ前の大須の雰囲気が戻っていた。

観音様に一年のお礼をして、雰囲気のいい横丁を抜け次の目的地へ  

   

先日、ZIP FMブラスタオンライン写真コンクールでカメラマン賞を頂いたが

その時のカメラマン、オモタニカオリさんとZIP FMナビゲーター、永田レイナさんの

フォトブック発売記念の会場へ向かった。

  

明らかに場違いのおじさんだった。

しかし・・・

フォトブックも欲しいし、受賞のお礼もいいたかったのでうつむきながら会場の奥へ

   

お二人にお礼をいってフォトブックを購入

サインをしてくれた。

なんとチェキの記念撮影まで

   

レイナさんにチェックがお揃いだと言われて照れまくるおじさん

アイドルを追っかけている若者の気分が味わえた。

貴重な体験をくれたお二人に感謝。

     

今日も無事に終わった。

観音様 ありがとう

紅葉

今年の紅葉は赤色が少なく感じる。

有名スポットにはあるのに、とっておきの秘密の峠や里山には赤色がない。

これが有名と無名の違いなのかと考えつつ、秋になってから赤を求めて山の中を彷徨っている。

日に日に冬になってきて、今年はだめかとあきらめかけていた。

 

見つけた。

奥深い山の中ではなく、街に近い里山の中でひっそりとたたずむ綺麗な紅

森の中なので、上空からの撮影はできなかったが、印象に残る紅色だった。

  

雨が降り、強風が吹き荒れた後だったので、塵やほこりがなく澄んだ空気。

高台にあがったら、今からコーヒー豆の仕入れに向かう方向に真っ白な御嶽山が見える。

  

途中、小原の四季桜は見ごろで多くの観光客がいた。

春の桜と違い白く淡い花びら。

ここはメジャーな景勝地なので、紅葉も赤色がふんだんにあった。

  

山のカフェからは台形の恵那山がくっきり見えた。

ようやくドローンの出番が

    

cafe milou は自然の中にあって居心地がいい。

今日は、空から撮ってみた。

素朴でいい感じ感がにじみ出ている。

  

   

来年はカフェの四季を空から撮ってみようと思う。

  ※カフェ・ミルの詳細はこちら

     http://milou9953.blogspot.com/