日の出 part2

 

浜名バイパスを東へ

気温はぐんぐん上昇してきたが

空気が乾燥しているので風は気持ちいい

ちょうど朝のラッシュ時間だったので車は多め

時間に追われているわけでもないので、のんびり国道150号線を御前崎方面へ

原子力発電所のある浜岡町から海岸沿いを走る県道へ折れたところ

こんな表示が

『越波』

初めて目にする単語

いろんなことを想像しながら車を進めると、豪快な太平洋が目の前に広がった。

同時に内陸では感じられなかった強い風が吹いている。

台風の影響だ。

       

そして、所々道路が濡れている。

これはひょっとしたら波が道路にじゃばーんってくるってこと?

って思った途端、堤防を超えて泡のような水玉が飛んできた。

波の先端だ。

まさしく『越波』

御前崎灯台

海は荒れているけど空は青空が広がっている。

見上げるとサーティワンアイスのような自衛隊レーダーが浮かんでいた。

航空自衛隊 御前崎分屯基地

昔からある老舗のホテルは、コロナの影響なのか休業中であたりに人影はない。

岬をまわりこむとうっすらと富士山が見えた。

この周辺は、原子力発電所と自衛隊の基地があることから小型無人機等飛行禁止法によりドローンの飛行は禁止されている。

まあ、この風では飛ばせられないが…

 

台風16号の影響もなく天候に恵まれ、イメージ通りの絵が撮れた。

まもなくコロナの宣言が解除され、いい季節がやってくる。

楽しみだ。

今日はとりあえず帰路についた。

日の出 part1

 

今回の撮影テーマは「海と日の出」

 

長崎江島で撮った日の出シーンとは違った

ダイナミックな海、砂浜と真っ赤な太陽

 

今日の日の出時刻は午前5時44分

日の出前のトワイライトは

誰でも綺麗な写真が撮れるマジックアワーといわれる。

この魔法の時間に照準を合わせ、ドローンを車に積み込み午前3時に家を出た。

 

目指すは太平洋の豪快さを感じる遠州灘、浜名湖近くの海岸

サーファーと釣り人に人気の場所

南の海に台風16号が控えているのでサーファーは多いと予想

日の出1時間前に到着した時は数台しか止まっていなかったがその後続々と車が…

サーファーは沖に行くので、波打ち際はポツポツと等間隔に並んだ釣り人がいるだけ

 

日の出前は「夜間飛行」にあたるので国交省の許可承認が必要になる。

これについては、1年間一定の条件のもと日本全国で飛行ができる包括許可を受けているのでクリア

 

早速、砂浜に陣地を構え離陸

肌寒い…

午前5時19分 高度35m

 

日の出直前 午前5時41分 高度45m

 

日の出直後 午前5時51分 高度40m

 

地上から撮影

午前5時26分

日の出時刻 午前5時44分
午前5時45分

神秘的な風景

色変わりが早く撮影もあるので、ゆっくり鑑賞していられない。

 

2、3日前に降った雨のおかげで空気は澄み、雲もいい加減に浮かんでいた。

台風の影響を心配したが全くといって影響はなかった。

 

早起きして行ってよかった。

あっという間に明るくなって気温もぐんぐん上昇

暑い!

時間は7時!

せっかく早起きしたので、もう少し足を伸ばして御前崎方面に車を走らせた。

→Part2へ続く

中秋の名月

 

日差しが部屋に入る季節になってきた。

 

もうすぐ日向ぼっこが気持ちいい季節がやってくる。

座椅子に座り、お日様を背にしてのんびり本を読む。

至福のひととき!(年寄りか!)

 

今晩は中秋の名月

朝は快晴だった空が昼から徐々に暗くなり

夜になったら雲雲雲…

雨が降る前なのか湿気が多い

 

お月様は出てない

 

昨晩は眩しいくらいのお月様が出ていたので

部屋の電気を消してお月見をしといてよかった。

昨晩のお月様

稲穂

昔(かなり昔)、冷夏と日照不足で稲が育たず米不足になった。

知人が田んぼをやっているので、今年の長雨はとても心配だった。

  

  

大丈夫

まだ若いが、ちゃんと実っているようだ。

  

見上げると空には土砂降りの雨を降らせる積乱雲が発達中

9月は一年の中でいちばん降水量が多く台風の季節

稲刈りまでまだまだ試練が続くが無事に育って欲しい。

1日の中で一番温度の上がる午後2時

ようやく30℃超えから解放された。

  

近所にある有名な和菓子屋さんには「栗きんとん始めました」の張り紙

ドローン練習場の森にも栗がなっているのを発見

暑い夏が終わって秋が来たでいい? 暑さのぶり返しはない?

長雨でしばらくドローン練習場に来れなかった。草は雨が大好き。ましてや亜熱帯のような毎日。成長しないわけがない。

やっぱり

地面が見えない。

仕方ない。刈るしかない。

一年に何度か同じような写真を投稿しているような気がする…

  

この時期は虫も活発化する。

特に蚊

夏真っ盛りの蚊と違って、静かに寄ってきて、そーっと刺していく。そして滅茶苦茶かゆい。

  

先日買ったファン付きアウターを着て格闘すること2時間。

元の練習場に戻った。

ドローンは精密機器なので、搭載するバッテリーと共に厳格な温度管理が求められる。

送信機に接続するiPadも温度にデリケートである。

  

性能的には、0℃から40℃が使用範囲となっているがメーカーが推奨する安全な温度は20℃から40℃

守らないと、墜落の危険を伴う。

  

以前、冬の早朝に青木湖(長野県)に撮影に行った際、温度のことが頭から抜け落ち、夜明けと同時にフライトを目論んだが、確かマイナス15℃位まで冷え込んでいて離陸できなかった苦い経験がある。

夏は比較的と問題なくフライトできるが、iPadが意外に熱に弱く「高温です」といったようなメッセージとともにブラックアウトしたことが何度かある。

暫く温度を気にしなくてもいい季節が続く。

          ファン付きアウターは神

この夏はコロナ、猛暑、長雨で思うような活動ができず、気分が滅入って何もやる気がしなかったが、先日の写真コンクールや秋の訪れで気持ちは上向いてきた。

ゆっくり、ゆっくり、上昇するかな

うれしい出来事

先日「我慢の毎日(8月19日投稿)」で掲載した写真

この写真を、名古屋のFM放送局ZIP FMで開催された「夏の写真 オンライン写真コンクール」へ応募したところ、

審査員であるプロカメラマンのオモタニカオリさん https://www.kaoriomotani.com/

の目に留まり審査員賞(オモタニ賞)を頂いた。

このコンクールは、月曜から木曜まで毎朝オンエアしているBRUNCH STYLEが主催するもので、不定期で行われている。(といっても今回が2回目だと思う)

夏の写真に「#ぶらすたグラム2021」とハッシュタグをつけTwitterに投稿する簡単なもので気軽に参加できる。

夏といえば青空

空を題材とする作品が多いと予想して、真逆の雨の写真を応募した。

応募は8月いっぱいで締め切られ、8月31日夜にインスタライブで結果と授賞式が行われた。

その8月31日は、ドローン撮影からの帰宅途中だったので携帯でインスタライブ音声を聴きながら高速道路をかっ飛ばしていた。

ちょうど名古屋高速の都心ループのカーブに差し掛かったあたりで、進行役の番組ナビゲーターの永田レイナさんが自分の名前を連呼

 オモタニ賞です。いますかー。いたら参加リクエストしますのでお願いします。

携帯からはリクエストのチャイムはなるし、都心ループの直角カーブは迫るし、止まるに止まれず焦りまくり

すぐのインターで降りて「います。移動中です。」とメッセージを送るのが精一杯

ライブには参加できなかったけど、プロのカメラマンに選んでもらい滅茶うれしかった。

授賞式の模様(インスタライブの模様がTwitterにアップされていた)

こちら→ https://twitter.com/zip_brunch/status/1432653083683672072?s=21

 

  

そして今日、オモタニ賞が宅急便で送られてきた。

  

懐かしい「写ルンです」オモタニデコVer.

なんかほっこり

ローカルだけど暖かいコンクール

最優秀賞は、ひまわり畑の中をお子さんが駆け抜けている、ジブリ感が満載の写真

実にいい 

 https://twitter.com/zip_brunch/status/1432670110301364226?s=21

 

レイナさん「夏といったら青い空、空の写真が多かったです。」

だけど空の写真は受賞していなかった。

いい読みだったかもしれない。