年賀状

最近、年賀状じまいが話題になっている。

自分は仕事を辞める直前のお正月に

「年賀」「退職」「年賀状じまい」の挨拶をセットとした年賀状を送った。

ごく一部の先輩、幼馴染には今まで通り賀状を送っているので

正月に届く年賀状は5枚程度となった。

その中で

毎年「今年も一方的に送りつけます(笑)」

という書き出しで始まる年賀状が届く。

仕事をしていた時の後輩からだ。

初めて自分の部署へやってきた時を思い出す。

ちっちゃな体、大きな声

ハキハキしていて自分の考えをズバッと話す

男らしい?女性だった。

彼女を含めた3人でチームを組みで仕事に取り組んだ。

頭の回転が速く行動力もある。

ちょっとだけ周りが見えなく暴走することもあったが

何より仕事にプライドを持っていることが嬉しかった。

チームでは先輩も後輩もなく意見を出し合い議論することが多かった。

       .           

そんなある日、彼女が訴えたことに対して

残りの二人が異論を唱え大議論になり

結局彼女は泣きながら席を立った。

このチームは空中分解かなぁ

って思っていたら

数分後、涙を拭いて戻ってきて

「頭冷やして冷静に考えたら、二人が言っていることが頭にスッと入りました。」

ってちゃんと聞く力もあった。

そう思うと力強い仲間だと感じた。

おかげ数々のプロジェクトも手がけることができ

理想のチームになった。

その後彼女は結婚、出産、育児休暇と仕事から離れたが

昇任試験にも合格し仕事に戻ってきた。

年賀状には娘と息子の写真が添えられていた。

娘は彼女と瓜二つ

コメントに「よくしゃべります」って

「あんたの子供だからな」って笑いながら

こういう年賀状もいいなって思いつつ

お返しの年賀状を出さない

恩知らずの先輩であった。

ついに

年末、奴にやられた。

二日前から軽い咳と夜になると微熱

年末に仕事で人に会うので

念のため病院に行くか…

かかりつけの先生のところへ連絡

発熱外来で検査をしたところ

陽性だって

山の中での作業が多く

ほとんど人と接していないのにどこで感染?

先生いわく

「無症状者が街にいっぱいいるから」って

   

最近は

作業部屋として借りている自宅近くの部屋を拠点としていたので

家族に連絡して引き続きお篭り生活

大晦日は解禁になるので自宅で過ごせる。

特に体に変化はないし、ドローン試験の勉強でもすっか。

気持ちを切り替えて有意義なお篭り生活をめざす。

   

現在、1月5日

計画通りにはいかなかったが、

半分くらいはできたので

まあいいっか…

   

3日は正月早々

風が吹く中、実技試験の練習をした。

めざす試験は

GPSを含めたすべてのセンサーOFF

試験は外

って結構ハードルが高い。

    

この日は突風も吹くコンディションで悪戦苦闘

試験の3コースを一つずつこなしていたが

練習終盤に横風の突風によりコースアウト、竹林に接触

これ以上は危険なので終了

未熟さを痛感 

気分は急降下

  

1月中旬に試験日程が発表されるが

果たして受験レベルまであげられるのか…

とほほ…