高所恐怖症とトラウマ

      

              

屋根にブルーシートを張る技術系NPOの現場で

屋根の上にあがる機会を頂いた。

地上での作業を手伝うことはあったが

屋根上の作業は初めて

前職で屋根は上ったことはあるが

それは30年以上も前のはなし

高所作業車に乗ることも初めてだった。

              

ブルーシート張りだけを専門でやっている業者はなく

瓦職人が作業していることが多いと聞く。

災害現場では、その隙間を技術系NPOが埋めているのが現実

シート張りのプロフェッショナル

屋根の上で作業をしているのは現職の消防士

災害現場では、地元消防士に実践を通じてノウハウを伝授している。

                              

そんな現場で作業ができるとは思いもしなかった。

帰りは梯子

梯子に乗るために向きを変える時の恐怖はマックス

実は自分は高所恐怖症だと思っていたが

結構できることがわかった。

新発見

                                 

次の現場は危険な立木の処理

チェーンソーによる作業

そう

トラウマ

4年ほど前に自分が事故った伐採だった。

そこまでやる?と感じるほどの徹底した安全対策

自分の事故は未熟すぎる技術だったことを痛感した。

      

チェーンソーの手入れも興味深かった。

       

とにかく内容が濃ゆい一日だった。

ロープワークなど、もっともっと勉強をしなくては…

いったりきたり

この一か月は

月曜日から木曜日は石川県珠洲市、

金曜日から日曜日は名古屋

という二重生活をしてきた。

珠洲市までは約450キロ

毎週、車で往復するうちに近く感じられるようになった。

そういえば長崎の島に通っていた頃は片道1000キロ弱

日を追うことに近く感じたことを思い出す。

      

被災地は少しづつ復興の兆しが見えるが、

忘れたころに強めの余震がやってくる。

宿は輪島市に取っているので毎日約45キロの道のり

帰り道、千枚田の夕日が絶景だった。

きっとご褒美?

   

まだ暫くは二重生活が続く。

     

そんな一か月だったが

名古屋に戻っている間に

ちょっと面白いライブサポートがあった。

  

会場は岐阜県中津川市

「かしも明治座」

ここは明治時代から続く歌舞伎の芝居小屋

過去には中村勘三郎などが公演

最近は歌舞伎以外にもクラッシックコンサートなどが催されている。

   

ますは

楽器のセッティングやと音合わせ

リハーサルを終了したら館長さんが明治座の中を案内するとのこと

んっ?案内?どこを?

歌舞伎には必要な回り舞台や奈落、小道具など

興味深いものを案内してくれた。

   

このあと本番2ステージは無事に終了

   

楽器の片づけ中、ドラムのやまちゃんが撮ってくれた。

ほとんどない貴重な写真

やまちゃん ありがとう

     

加子母のお隣の東白川村はツチノコが有名

毎年、ゴールデンウイークにはツチノコ祭りが行われ

ツチノコを捕獲すると賞金が出る。

捕獲されないと賞金は翌年にキャリーオーバー

今年の捕獲賞金はなんと130万円!!

しかし残念なことに捕獲はされなかった。

祭りの日は村民より観光客が多くなるそうだ。

      

そんな東白川村の「ツチノコ饅頭」を頂いて帰路についた。