エメラルドグリーンの海
ここは沖縄
ではない。
週末は先月に続きNHKのど自慢のバンドメンバーのサポート
南国伊豆下田へ。
名古屋を昼に出発
静岡県は国道1号線のバイパスが充実している。
浜名、浜松、磐田、袋井、掛川、島田、藤枝、岡部バイパス、などなど。
信号が少ない高架の国道。渋滞さえなければ高速道路と同じだ。
時間的に余裕があり、経費節約にもなるので国道をボチボチ行くことにした。
途中食事をして午後7時には下田駅前のホテルに着いた。
ビジネスホテルなので温泉はない。残念。
相棒のミュージシャンは明日の予選の楽譜と格闘すると言って部屋に篭った。
窓から見える駅前はひっそり
コンビニでワインを買って部屋で単独宴会開催。
朝、風の音で目が覚めた。
すごい風だ。
ドローンを扱っていると風には敏感になる。風速10メートルは超えている。
ドローンは飛ばせないな。
天気はすこぶる良い。
今回の会場は下田文化会館
下田市制50周年記念
ゲストは橋幸夫さんと川中美幸さん。
大御所のお二人だが、前回のももクロのような高揚感はない…。(失礼な奴)
他のバンドメンバーやスタッフさんに挨拶しながら楽器を設置
予選が始まると、やることなし。
毎回、この隙間時間を利用して道の駅へ行ったり、その地方の写真を撮りに行く。
今日は風が強すぎてとてもじゃない、ドローンは飛ばせない。
予定していたドローン撮影ポイントを断念して、下田周辺の海岸沿いに車を走らせる。
人がいなくて綺麗な浜を見つけた。
(外浦海岸)
誰もいない。
と思ったら視線を感じた。
ガン見してる。
なんかこの子が飛び立つところを撮りたくなって、カメラを構えたままじっと待つ。
何故か飛び立とうとしない。ずっとこちらを見てる。
あんたは、伊豆シャボテン公園にいるハシビロコウかって
20分ほど経って人間へのがん飛ばしに飽きたのか、ようやく飛び立った。
なかなかカッコイイではないか
ハシビロコウもどきも飛び立ったので、海岸を離れ車を南へ向けた。
岬の先に小さな島があった。橋がかかっていて歩いて渡れる恵比寿島
さっそく歩いて島へ。
島をぐるっと一周する小道の入り口に「落石注意」の看板
強風に煽られ波飛沫がたくさん飛んできた。
今日は「落石」より「波」に注意だった。
海は透明でそこが透けて見える。
小高い島の頂上に灯台と神社があった。
運輸省とは… 懐かしい。
謎の石碑
エリカ?
沢尻エリカ? 戸田恵梨香?
いえいえ
ググったら、松山恵子さんが昭和38年に発売した「エリカの咲く岬」の歌碑
歌詞は不明
エリカは、かすみ草似の花が咲くツツジ科の植物らしい。
なんかとっても味がある歌碑
空にはトンビが飛んでいた。
時間があったので、有名観光地の石廊崎へ向かった。
下田市から更に南下、伊豆半島最南端にある。
駐車場に車を止め、徒歩で最南端を目指す。
石廊崎灯台は真っ白で凛としていた。
灯台を越えると、この先にある神社の参道。狭く険しい。
見えた。最南端
最南端の祠、熊野神社
振り向くと岸壁にへばりつくように佇む石室神社が
上から見るとこんな感じ。
最南端には二つの神社があった。
相変わらず風は強い。
ここも観光客はほとんどいなく、ゆっくり南伊豆を満喫できた。
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有意義な隙間時間を過ごし、会場に戻る。
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夕食は、地元の回転寿司へ。
名物のノドグロを食して満足
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ホテルに戻り写真の整理をしていたところドーンドーンと不穏な音が…。
黒船の来襲かと外を見ても何も見えない。
そんな時はググる。
これだ!
あと10分しかない。
大急ぎで外に出て花火を探す。
見えた。
冬の花火は綺麗だ。
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本番の日曜日
僅かな隙間時間に近くの海浜公園にある足湯へ。
依然、風は強い。誰もいない。手を入れて見ると暖かい。
さっそく足を入れる。
気持ちいい。
んっ?? 誰か立ってる。
誰だろう?
またまたググったら
何と坂本龍馬!
坂本龍馬さんの銅像って全国至る所にある。
さすがだ。
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本番が終わり楽器の撤収作業をして帰路につく。
今回のご褒美温泉は、伊豆市の立ち寄り湯「湯の国会館」
露天風呂に浸かり極楽極楽
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帰り道もバイパス経由
渋滞もなく順調に帰り着いた。
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隙間時間が足りなく感じるほど有効に使えた。
相棒のミュージシャンと、あれこれ話もできた。
あっという間の伊豆の旅だった。
(2021年12月17日〜12月19日)