頼まれたクリスマス用チーズケーキを焼き上げた。
中途半端に材料が残った。
そうだ
チャレンジ中のキウイを入れたチーズケーキを焼こう。
今までキウイの味が思うようにでず四苦八苦、いまだ完成してない。
残った材料が少なかったので、小さなケーキ型、キウイは多めにした。
約50分焼き上げて
じゃーん 出来上がり

見た目よし。香りよし。なんかいい感じ。
一晩冷ましてイブの朝、ワクワクしながらスプーンでほじくりお口へ
んっ!
甘味がない。
酸っぱさと苦み?が混じった何とも言えない味
はっきり言って おいしくない。
今までは、キウイの味が出なくても、それなりにおいしかったのに
キウイの量が禁断の一線を越えた?
伏兵の酸味が主役の甘味を抑えて前に出た?
すでにテイスティング嬢のMちゃんに
「試作品出来たから味見して?」
なーんて自信満々に連絡をしてしまった。
調子に乗って「私、失敗しないので」て言わなくてよかった。
仕方なく不出来なケーキをMちゃんへ
謝罪しまくってケーキを押し付けて退散
そんな自分に、にこにこしながら「楽しみーっ」って
優しいなぁ
しばらくして、感想が送られてきた。
ここにも優しさがにじみ出ていた。
Ⅿちゃん!
イブにまずいケーキを食べさせてすまん!!
キウイの明るい未来が見えない。
ちょっと中断(中止じゃない)して次の果物を探そう。