今年は予想通り寒い。
雪もたっぷり降っている。
大寒の日に木曽福島へ向かった。
中津川を過ぎ、木曽谷を進む。
空は青空

外の温度は-3℃

車のドアを開けると、冷たく張り詰めた空気が一気に入ってきた。
寒いけど気持ちがいい。綺麗な空気を感じた。
木曽福島の街を抜け開田高原方面へ
貫禄の御嶽山

山道を進むといい感じの木がいっぱい。
空はさらに青みを増してきた。

雪道は大変だけど好きだ。
雪国に来たって感じがして何とも言えない高揚感がある。

お昼ご飯は、山には店がないことが多いので、いつも持参している。
そのほうがアクティブに動けるし、もしアクシデントに遭遇しても食料はあるので安心だ。
今日は、正月残りのお餅を入れたお雑煮を愛用のスープジャーに入れてきた。
このスープジャーは優れもの

8割ほど完成させたスープや豚汁を入れると昼にはいい加減に出来上がっている。
そして、ほぼ冷めない。
今日は餅がドロドロになるのが嫌だったので、焼いた餅を放り込んできたら完璧だった。
あと、リンゴやらバナナやらクッキーにお茶
おじさんのちょっとした遠足だ。
遅めの昼ご飯を食べて開田高原へ
地蔵トンネルの先は雪が深く、静寂に包まれていた。
トイレに寄った観光駐車場は誰もいない。
そんな場所のトイレなのに
自動で電気が付き、なんと暖房が入っていて暖かい。
感動

いい感じに日が傾いてきたので、
夕日をとろうと公園の中の小高い丘に登ろうとした。
その時・・・
つるつるに凍っていた階段は、無情にも雪用ブーツの雪用ゴム底を無力化し
体は前のめりに
肩にかけていたカメラは弾みで自分の前に
やばいカメラが壊れる!
と思うと同時に左手が前へ、全体重を支える形で地面に手をついてしまった。
要は、前のめりに転んでしまったのだ。
カメラは無事だったが、手首から確かにミシっと聞こえた。
痛い!滅茶苦茶痛い!やば~い!
温泉によって帰ろうと思っていたが、それもかなわず泣く泣く帰路へ
それでも今の車はいい。片手でも不自由はしない。
無事に自宅に到着
時間の経過とともに
手はパンパンに腫れあがり痛みで一睡もできず、翌日かかりつけの整形へ

折れてなーいい
よかった。
過去に骨折歴が多数ある自分に先生は
「捻挫です。今回は折れてません。」
今回?ってとこ笑える。
捻挫って、ひねらなくてもなるんだ。
とか思いながらとりあえず胸をなでおろした。

やれやれ
(2022.01.19)