滑るぞ

12月23日(水曜日)


国道363号線、岐阜県瑞浪市にあった看板

これ程、わかりやすくインパクトの強い看板は見たことがない。

 「滑るぞ」

その向こうにある黄色の注意標識「凍結注意」が霞んでいる。

冬型の気圧配置が緩んで朝から暖かい。しかし先週の冷え込みで降った雪が所々残っている。

ここにくるまで日陰部分のアスファルトが黒光りしていると、凍っているのではないかと不安だった。

それもバイク

今日の目的地周辺は悪路で車が入れない。僅かな距離だから車を置いて歩けばいいのに、わざわざ寒い中バイクでくるなんて…

とんでもない「馬鹿」である。

そんな馬鹿にも効いたリアルな看板のおかげで、より慎重な運転になった。

手早く依頼の空撮を済ませて、陽がある暖かいうちに帰ろうとバイクを走らせた。

途中、可愛らしい駅を見つけた。

なんともほのぼのとしていい感じの駅だ。

レトロ感が漂う

                               明智線 野志駅

ポカポカとした日差しがたくさん降り注ぎ、のんびりしたくなる空気感満載

しかしここで誘惑に負けると、日が陰って悪夢のような寒さの中を帰ることに怯えながら早々と帰路に着く。

途中、お世話になっている恵那市山岡町のカフェ「milou」で自家焙煎のコーヒー豆を購入して、ギリギリ寒さが我慢できる4時半頃に名古屋に到着

あの看板のおかげで、無事に帰宅できた。

急遽、九州へ

11月24日(火曜日)から28日(土曜日)

コロナ禍が落ち着いてから熊本と佐世保へ行く予定だったが、どうしても年内に行かなくてはならなくなり急遽新幹線で博多へ

まずは佐世保

博多から特急「みどり」に乗り換え約2時間

到着した佐世保の街は静か

アーケード街も人はまばらで寂しい状態

二日間、佐世保に滞在。観光できたわけではないが、ランチで定番の佐世保バーガー、晩御飯で名物の「レモンステーキ」を初めて食したり、充実した滞在だった。

佐世保での所要を片付け次は熊本へ

佐世保から特急で新鳥栖へ、そこから九州新幹線で熊本へ。

熊本は、あまり変わらない感じがした。

市電も元気に走っている。

予約したホテルでGOTOトラベルの地域振興券を頂いたので、早速隣の焼き鳥屋へ

当然予約なしで行ったら、「すいません。満席です。」と断られてしまった。久しく聞いてなかったフレーズに苦笑い・・・

ホテルは繁華街の中心にあったので、すぐ次の店へ

いい悪いは別として、久しぶりの熊本で熊本らしい空気感を味わった。

帰る日、新幹線まで時間があったので熊本城へ

見学する時間はなかったがくまモンのお出迎えに満足

外から熊本城を眺めて熊本駅へ

新幹線に乗車し約5時間で名古屋へ

いつも車で行く九州

車だと山口で一泊してのんびり行くので、徐々に体がその土地その土地の空気に慣れていくのか、あまり疲労を感じない(人は1000キロ近く運転して疲れないなんてアホかと言うが・・・)が、新幹線でビューンと移動すると体が順応しないのか何かモヤモヤすることが改めてわかった。

次回の予定ははっきりしないが、コロナがそれなりに終息していることを期待したい。

イベント

10月24日(土曜日)から26日(月曜日)

土日はNHKの「のど自慢」のシンセサイザー奏者のサポートで静岡県御殿場市へ

コロナ禍の影響でスケジュールは大幅に変更になった。

出演者が大幅に減ったり、予選の伴奏はバンドではなくカラオケになったり…

会場内はいつもと違った雰囲気

「のど自慢」は家族、友達など老若男女がわいわい応援をして、満員の会場は不思議な連帯感と家族的な雰囲気に包まれ毎回ほのぼのとするが、今回は入場の制限などもあり寂しい感じは否めなかった。

「のど自慢」が終了してから、あまりにも天気が良いので、富士山スカイラインへ

東富士演習場など自衛隊の施設の中を駆け抜けるこの道は、砲弾のドーンドーンといった音を聞きながら、ぐんぐん高度をあげる。程なくして紅葉と富士山のコラボが見られた。

最後に御殿場インター近くにある富士山が見える温泉によってから帰路についた。

コロナの影響でイベントが軒並み中止に追い込まれていたが、少しづつ新しいスタイルで動き始めていることを感じ取れた二日間だった。

月曜日は,江南市の「すいとぴあ江南」で行われたイベントに

この日の編成は、前日までの「のど自慢」で一緒だったピアニスト「片桐一篤」と、ボーカリスト「今岡友美」のデュオ。昼を挟んだ概ね1時間ほどのライブ。

ここでもコロナ対策が目を引いた。

ボーカリストの前には透明のアクリル板が設置され、観客席はソーシャルディスタンスが徹底された配置。これなら安心…

本番前に音響関係でトラブルが発生したが、的確な判断と決断、そして素早い対応で解決できたことに感動と感謝。この施設の担当者のレベルの高さに脱帽だった。

イベント開催者の「メッセージアーティスト 加藤としえ先生」の作品はどれも力強さと優しさが溢れていた。

コロナを吹き飛ばすような、とてもいいイベントでのライブになった。感謝。

冬眠

10月21日(水曜日)

ブログ冬眠?

また一ヶ月以上ブログを更新せず気になってた。

単なるネタ不足…

我が家の居候のカタツムリが、昨日から冬眠に入ったみたいだ。

この子は名前が「こまつ」

市販の小松菜にくっついて、我が家にこの夏にやってきた。

最初はプリンの容器で暮らしていた。小松菜とレタスが大好物。キャベツやニンジンなどは嫌い。

ある日、こんな狭いとこで暮らせるか!と家出

1週間ほどしたら観葉植物のポトスで発見。今はバキラで暮らしてる。

その「こまつ」が昨日から全く動かない。

ネットで調べたところ、カタツムリは冬眠するそうだ。知らなかった。

ちょっと寂しい気分…

東京〜横浜ツアー

 

9月16日(水曜日) 

 

今朝、5時過ぎに帰宅。久しぶりの朝帰り。

 

月曜日から二日間、ライブサポートで東京と横浜へ

東京は代々木、横浜は関内とコロナで話題の夜の町へ

密を避けることもあり、今回はミュージシャン共々、車で移動 

高速道路の集中工事を避けつつ東へ

新東名は車線が広く、途中120キロ制限の区間もあるので走りやすいが、トンネルが多くつまらない。

退屈なので新清水から東名に進路を変え太平洋沿いをひた走り。やはりこちらの方が富士山もみえていい。

御殿場の昭和初期からハムを作り続けている「二の岡ハム」。そこのボロニアソーセージが滅茶うまいので、御殿場インターで途中下車?下道? 今日は切り落としのベーコンが出ていたのでこれも購入。車の中はスモークのいい香で充満。

 

東京の街を見て最初に思ったのは、密の基準の違いとでもいうのか、名古屋でいう密が、街の至る所に存在している。そりゃそうだ。人口の規模、都市の機能すべてが違うんだからなぁ…

横浜は、名古屋と空気感が同じで違和感はなかったかな。

東京、横浜ともコロナ禍の中にもかかわらず、熱心なお客様が多数駆けつけてくれて、こころ強さを感じた。

横浜のライブが終了し、そのまま帰路に着くのも味気なかったので夜景の定番「大桟橋」へ

みなとみらいの絶景の夜景をご褒美にいただき、ミュージシャン共々感激。

次に希望がつながる、いいツアーだった。

ブログの整理終了

9月2日(水曜日)

一年間、ほったらかしだったブログ。

「空白の一年」として月単位でまとめた。

結構大変だった。

何事も溜めると大変と再認識。

わかっていたのだが…

 

これからはリアルタイムで更新

    ・・・・・すると思う

空白の一年 2020年8月

8月3日(月曜日)

この暑さは異常

「あつい」という字は気温に関しては「暑い」だけど、最近の異常な温度は「熱い」と書きたくなる。

ドローンは暑さに非常に弱い。バッテリーもそうだし、送信機につけるiPodの液晶も同じだ。

長引いた梅雨と「命を守る行動を」とテレビで言っている猛暑日が続き、ドローン練習場から足が遠のいていた。

森はどうなっている?

ちょっとばかし温度が下がる夕方に行ってみたら、雑草が膝辺りまで生えている…

ちょっと目を離すとこうだ。これではドローンが飛ばせない。

 

8月4日(火曜日)

熱中症対策を万全にして草刈りに従事。

2時間ほどで概ね元の姿に 

街中のいじめのような暑さと違い、自然に包まれた優しい暑さだった。

 

8月6日(木曜日)

この野菜は収穫したことがない。

毎年、収穫期のこの時期は暑くて、葉っぱしか見たことがない。

食べられるのは芽の部分。まぼろしの芽。

今年こそは収穫したい…

 

発見!

こんなふうに出てくるんだ、茗荷(ミョウガ)って!

初収穫!

 

8月12日(水曜日)

愛知県は独自の緊急事態宣言が発令中。

テレビ塔は赤くライトアップが…

いつ終息になるのか…

空白の一年 2020年7月

 

2020年7月17日(金曜日)

チーズケーキの依頼

実はチーズケーキを以前から人に頼まれては焼いている。

月いちペースかな…

今は引退しているカフェのマスターから習ったベークドチーズケーキ

毎回、焼き具合が違うところが素人だけど、結構評判はいい。

いつの日か、江島でおばあちゃん達相手にお手製チーズケーキを焼く日を夢見ている。

 

空白の一年 2020年6月

6月17日(水曜日)

梅雨に入る前にドローンを持ってバイクで三重、滋賀県境へ

バイクに乗り始め40うん年、その中で出会った絶景ポイントが、ドローン撮影に生かせることになろうとは思いもしなかった。

目的地の国道421号石榑峠はトンネルが開通し、今はなんの変哲もない峠。

トンネルができる前は、一年を通じて通行できる期間がほんの僅かな交通の難所であった。

先日行った岐阜、福井県境の国道417号先の冠山林道や、その北東の国道157号温見峠などは、この地方でも通行止めになる確率が高い道路。

現在、トンネルの三重県側からは、通行止めで峠に行けない。滋賀県側から峠を目指し旧国道へ。これが国道であったのかと疑ってしまうほどの細くて急な坂が続く。山は砂質で道を横切る湧水に砂が流れ出し、ハンドルを取られる。

気持ちの良い緑の中を抜けると峠に到着。

通行規制の看板とコンクリートブロックが目に入る。2トンを超えない車しかここを通ることができず、その通行規制を物理的に守らせるためにコンクリートブロックを二つ設置し、その間を通れる車のみが通行できた。

それだけ崩れやすい地質を走るシビアな道路だった。

その昔ここを訪れたときは、道路の砂にびびりまくり、さらに深い霧で前が見えず、突然このコンクリートが現れ、そこで立ち往生しているトラックにぶつかりそうになったことを覚えている。

今はこの先、三重県側は通行止めなので、ハイカーや鈴鹿山脈の登山に訪れる人が車をとめる場所となっている。

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滋賀県側も山深い

旧国道421号

 

滋賀県方面にバイクを走らせ、多賀市から国道306号で三重県方面を目指す。

この国道も鈴鹿山脈を越える鞍掛峠があり、バイク乗りが多い国道である。

先の国道421号のように道幅は広く、路面も整備されているので、全般的に走りやすい。平日でもあり、走行するバイクもほとんどなく、連続するコーナーを楽しみながら峠に向け高度を上げていたところ、驚きのことが起きた。

バイクを倒しつつ、ブラインドカーブに進入したその時、前方からビックバイクが横倒しで向かってくる!その後には転倒したライダー!このままではぶつかる!

長年の経験?勘?運の良さ?で、勝手に体が反応。ブレーキではなくアクセルをあけたことで、こけることなく、横倒しバイク砲の直撃も受けず、なんとか切り抜けられた。

振り返ると、横倒しバイクと転倒ライダーは道の真ん中に転がっていた。

ライダーは意識はああるが、肋骨が折れている様子。足先は動くので、足を引っ張ってずるずると道の端へ。

次は救急車の手配。119番へ。なんと!携帯が圏外!!つながらない!!!

困った。

そこに茶髪のやんちゃそうなお兄さんが乗った軽トラが止まってくれた。恐る恐る状況を説明したら、とてもいい奴で、タイヤを鳴らしてUターン、救急車を呼びに行ってくれた。

転倒バイクを横に寄せようとしていたら、上からビックバイクに乗った同年代のライダーが手伝ってくれた。そこに救急車が到着。軽トラの茶髪のお兄ちゃんが案内してくれていた。

日本も捨てたもんじゃないとつくづく思った。今もその時のことを思い出すと目頭が熱くなる…

その後は、滋賀県警がやってきて事故処理

余談だが、茶髪の兄ちゃんは新車の軽トラの慣らし運転でやってきたそうだ。慣らし運転で峠を攻める…なかなかだの強者だ!

約1時間半の足止めだったけど、いつ自分が同じ目に会うかもしれないと思うと、ほかっては置けない。

事故現場(緑のバイクが事故車両、手伝ってくれたおっちゃん、その横にずるずる引きずっていったライダー)(右側のガードレールの向こうは崖)

鞍掛峠のトンネル周辺からも空撮する予定だったが、日没タイムオーバーで今日は帰宅の途へ

いろいろあった一日だったけど、すがすがしい気持ちが残った。

 

  

6月29日(月曜日)

波の画像を撮りに静岡県へ

よくテレビのバス旅などの番組で、絶景の道を走るバスを空から追従しながら撮影するドローン映像を見かける。

ほとんどのドローンには被写体を追従しながら飛ぶ機能がついているが、バイクで持ち運びしている小型ドローンはこの機能がついていない。

今日の撮影ポイントは海岸に沿うように国道が走行しているので、手動で試してみたが、これが難しくぜんぜんダメだった。

ありきたりの波の映像は撮れた。

空白の一年 2020年5月 

2020年5月30日(土曜日)

岐阜県揖斐川上流の、まもなく福井県というところに巨大な徳山ダムがある。

計画から完成まで何十年もかかり、最後には徳山村が沈んだダムである。徳山村の時代によくバイクで訪れたが、ダムができてからは一度も行っていない。その徳山ダムをさらに奥へ進むと、国道が途絶え林道(冠山林道)に変わる。とても山深く景色がよかったことを思い出し、ドローン持参バイクで徳山へ

ダムは巨大すぎて、圧倒されまくり。

ダムから奥は殆ど車は走っていないが、有料道路レベルの道が続く。途中、トンネルがいくつもあり、その一つ一つの距離がやたら長い。

トンネル内では前も後も車は走っていない。オレンジの保安灯が照らす車道は未来の道路のよう。不思議な気分に浸りながら、ひたすら走ったところ、突然転回場がやってきて国道は終わった。

冠山林道は工事中で通行止め

残念

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トンネルとトンネルの間の公園でドローンを飛ばしていたら、猿の群れに襲われそうになった……