日々

母の暮らす部屋の窓からは絶景が広がる。

県営名古屋空港、御嶽山、伊吹山・・・

とにかく眺めがいい

名古屋空港に離発着する飛行機は

ほとんどが自衛隊機

たまにカラフル機体のFDAの飛行機が飛んでいる。

このギャップが何とも言えない。

  

秋と言っても夏のような毎日

暖かいので虫さんは元気

赤とんぼは膝の上で

名前も知らない虫さんは

車が動いてもフロントガラスに張り付いて

ひなたぼっこしている。

   

夕方のランニング中に出会った夕焼けは

秋を感じさせた。

  

11月に入って第2週目

今週から寒くなるようだ。

冬はすぐそこに来ている。

移動

月いちペースになった石川県での活動

10月は23日から現地へ

定宿は半島の西側の輪島市

活動は半島の東側の珠洲市

約50キロ離れている。

毎朝、宿を出発し日本海を見ながら北へ

半島の先っちょ方向へ車を走らせる。

そして、奥能登の背骨になる深い山を抜け珠洲市へ

約一時間のドライブ

   

なぜ近くに泊まらないの?って

よく聞かれるけど

朝はミーティング

夕方は反省会

そしてスタッフ相互のコミュニケーションの時間として

この一時間、結構大切 

(震災当時は輪島しか宿が取れなかったのが真実…)

   

珠洲から輪島への帰り道

千枚田の棚田が綺麗にライトアップされていた。

これも一時間の移動があるから見られたとスタッフ一同感謝

  

現在

奥能登国際芸術祭2023が開催されていて

以前、仮設住宅の棚設置の時にお世話になった師匠も参加している。

師匠に会うため製材所へ赴いた。

全国でも珍しい海が見える製材所

海が見えるベンチで煙草を吸っていた師匠

ほんわかした空気感

温かく迎え入れてくれた。

    

ここは、いつ来ても居心地がいい

    

      

今日も海は澄み絶景だった。

特に変化のない毎日を過ごしていたら

秋になってしまった。

被災地(石川県珠洲市)へ行く→帰ってくる→洗濯する

空いてる時間にライブのお手伝い、ドローン教室などなど…

ワンパターンな生活

流石に何か投稿しないと

これ以上、安否確認連絡を増やしたくない・・

     

と、焦ってもネタなしの毎日

    

大根の森ドローンコースの

草刈りとの闘いもようやく終わり

今度は落ち葉との闘いに明け暮れる。

      

隣の田んぼは稲刈りが終わり

秋の風景が広がる。

      

そんな時に事件発生

車の屋根に凹損が…

石を投げられたり、石跳ねにあった覚えはない。

ヒョウやアラレに降られてもいない。

んっ?どした?

    

犯人はこれ

     

     

大根の森のどんぐり

今年は例年の2倍ほどに成長した巨大どんぐりが降ってくる。

ドローンを挙げているときにどんぐり攻撃を受け

犯人はこれだ!と・・

目立たないからほかっておくけど

まさかねぇ・・

屋根に凹損ってねぇ・・・

  

平凡な日々をブログらしく投稿してみた。

棚取り付け

仮設住宅16世帯から棚の注文を受けた。

1DK、2DK、3DKとあるが

部屋の感じやサイズ感は同じだと聞いていた。

行ってみたら

みんな違った・・・

各戸のサイズをはかり

製材所へ戻り、師匠は材木の切り出し、

      

自分は材木の面取りややすりかけ

    

翌日取り付け

   

注文のあったお宅はすべて取り付けを完了

作業をしていると隣の方が見に来たりして

人の交流が始まる。

棚を取り付けることはあくまで手段

これをきっかけにコミュニティーができ

孤立や孤独感が少しでも緩和されるといい。

     

今後は新出製作所の若旦那や珠洲市、珠洲市社協、地元ボランティア

のチーム体制で交流を深めてもらえるだろう。

  

5月から続いた石川県珠洲市への支援活動は

7月いっぱいをもって区切りとなる。

  

全国で豪雨被害が多発している。

8月は秋田?それとも九州?

いずれにしろ必要とされるところへ行って

やれることは全力で

がんばろう

      

新出製材所

https://www.shindesawmill.com/

棚製作中

全国各地で災害が発生

技術系NPOは一部を残して全国へ散らばっていった。

そんな中、7月14日を最後にボランティアセンターが終了

残って作業をしていた最後の技術系NPOも他の被災地へ

   

現在取り組んでいるのは

入居が始まった仮設住宅16世帯への支援活動

生活に必要な電化製品などはあるが

置台や棚はない。

住みだすとあちこち不便を感じる。

     

そこに手を上げたのが地元製材所の「新出製材所」

若旦那が破材の提供を申し出てくた。

    

木があればいろいろなものが作れる。

ただし技術があればだが・・・

まずは要望の多い洗濯機の上の棚の製作にとりかかった。

         

材木からの切り出しなど技術の必要な作業は若旦那

        

その若旦那の指導を受けて

中学校の技術程度の作業は自分

なんとなくの師弟関係がうれしい。

        

製材所の裏は海

         

波の音を聞きながら心地よい風を受けながらの作業

・・と言いたいが

珠洲市も連日暑く30℃超えの日々が続き

それどころではなかった。←愛知県は39.1℃?信じられない。

    

あとはこれを運んで取り付けると

こうなる。

     

7月いっぱいはこんな感じの作業が続く。

    

夏は祭りの季節

20日から地震復興祭りが行われる。

製作途中の曳山を見つけた。

祭りは元気をくれる。

暑い熱気に包まれた祭りになるだろう。

高所恐怖症とトラウマ

      

              

屋根にブルーシートを張る技術系NPOの現場で

屋根の上にあがる機会を頂いた。

地上での作業を手伝うことはあったが

屋根上の作業は初めて

前職で屋根は上ったことはあるが

それは30年以上も前のはなし

高所作業車に乗ることも初めてだった。

              

ブルーシート張りだけを専門でやっている業者はなく

瓦職人が作業していることが多いと聞く。

災害現場では、その隙間を技術系NPOが埋めているのが現実

シート張りのプロフェッショナル

屋根の上で作業をしているのは現職の消防士

災害現場では、地元消防士に実践を通じてノウハウを伝授している。

                              

そんな現場で作業ができるとは思いもしなかった。

帰りは梯子

梯子に乗るために向きを変える時の恐怖はマックス

実は自分は高所恐怖症だと思っていたが

結構できることがわかった。

新発見

                                 

次の現場は危険な立木の処理

チェーンソーによる作業

そう

トラウマ

4年ほど前に自分が事故った伐採だった。

そこまでやる?と感じるほどの徹底した安全対策

自分の事故は未熟すぎる技術だったことを痛感した。

      

チェーンソーの手入れも興味深かった。

       

とにかく内容が濃ゆい一日だった。

ロープワークなど、もっともっと勉強をしなくては…

いったりきたり

この一か月は

月曜日から木曜日は石川県珠洲市、

金曜日から日曜日は名古屋

という二重生活をしてきた。

珠洲市までは約450キロ

毎週、車で往復するうちに近く感じられるようになった。

そういえば長崎の島に通っていた頃は片道1000キロ弱

日を追うことに近く感じたことを思い出す。

      

被災地は少しづつ復興の兆しが見えるが、

忘れたころに強めの余震がやってくる。

宿は輪島市に取っているので毎日約45キロの道のり

帰り道、千枚田の夕日が絶景だった。

きっとご褒美?

   

まだ暫くは二重生活が続く。

     

そんな一か月だったが

名古屋に戻っている間に

ちょっと面白いライブサポートがあった。

  

会場は岐阜県中津川市

「かしも明治座」

ここは明治時代から続く歌舞伎の芝居小屋

過去には中村勘三郎などが公演

最近は歌舞伎以外にもクラッシックコンサートなどが催されている。

   

ますは

楽器のセッティングやと音合わせ

リハーサルを終了したら館長さんが明治座の中を案内するとのこと

んっ?案内?どこを?

歌舞伎には必要な回り舞台や奈落、小道具など

興味深いものを案内してくれた。

   

このあと本番2ステージは無事に終了

   

楽器の片づけ中、ドラムのやまちゃんが撮ってくれた。

ほとんどない貴重な写真

やまちゃん ありがとう

     

加子母のお隣の東白川村はツチノコが有名

毎年、ゴールデンウイークにはツチノコ祭りが行われ

ツチノコを捕獲すると賞金が出る。

捕獲されないと賞金は翌年にキャリーオーバー

今年の捕獲賞金はなんと130万円!!

しかし残念なことに捕獲はされなかった。

祭りの日は村民より観光客が多くなるそうだ。

      

そんな東白川村の「ツチノコ饅頭」を頂いて帰路についた。

被災地

5月5日に最大震度6強の地震が発生した石川県珠洲市へ

NPO法人レスキューストックヤードの

スタッフとして現地入りした。

週末は名古屋に戻り週明けは珠洲市へ戻るパターン

暫くこのパターンが続く予定だが先は見えない。

現地は、珠洲市社会福祉協議会に災害ボランティアセンターが開設され

数多いボランティアの受付や活動の振り分けを行っている。

          

作業系のNPO団体も全国から集まり、資材を積み込み現場へ散っていく。

自分たちの活動は生活支援系で

あらゆる機会を通じて被災者に寄り添い、

不安や疑問、戸惑いなどの聞き取りと健康状態の把握、そして必要な措置をとる。

その他、地元の要請に基づいて活動範囲を広げていく。

基本的にはこんな感じ。

     

あくまで地元が中心で

そのサポートや隙間を埋める活動なので多種多様にわたる。

珠洲市は金沢からも130キロ離れているので

周辺の輪島市や穴水町などと連携体制ができていて、

応援の社協職員や看護師チームなど多くが活動しているので力強い。

   

被災地区は応急危険度判定士による危険度の判定も進み

作業系集団による屋根の応急措置も着々と進んでいる。

   

ここで思わぬ伏兵、季節外れの暑さが襲った。

名古屋は33度だった日、こちらは29度

この地区の瓦は黒色が多く屋根の上はフライパン状態。

高所の危険作業に暑さが加わって過酷な現場となった。

   

レスキューストックヤードの活動はこちら (第1報から第5報)

ドローンの一等無人航空機操縦士の実地試験の5月期の予約がやっと取れたが

優先順位は災害対応が最優先なのでキャンセル

今回の活動で「とく」を積み試験を有利にしようと

神頼みに頼る姑息な自分がいた。

※ 5月21日投稿

おひさしぶり

また投稿をさぼってしまった。

日々の備忘録的な行動記録なのに

記録する前にどんどん記憶が薄れて意味がない。

カレンダーを見返すと

結構いろんなことをしていた。

         

3月は

所属NPOレスキューストックヤード総会での

小松市集中豪雨被害の活動報告

そして、月末には現地で生活支援活動

その他、豊明市社会福祉協議会主催のドローン教室の指導員

ライブのPAやサポート

など盛り沢山だったのに

写真はまったくない。

4月は

ドローン練習場に恒例のたけのこがにょきにょき

今年もたけのことの格闘の季節がやってきた。

      

日を追うことにあちこちにポコポコ

たけのこ堀り人足の出動を頼んで成敗?

       

戦利品

     

たけのこは表と裏の年があって、

昨年は表の年で滅茶苦茶出たけど

今年は裏の年なのでサイズが小ぶりで細い

収穫時期も短く3週間ほど

でも、これくらいがちょうどいい

   

予定がないときは

ドローンの実地試験の練習

相変わらず試験日は希少で予約がとれない。

試験予約開始日は

ライブのチケット販売と同じで予約サイトはパンク状態

5月に受験をしたいが、果たして予約が取れるか・・・

なんとか

    

    

合格できた。

       

合格点は90点以上

問題数は70問

許される不正確は7問まで

苦手な計算問題は5問出題され、

何とか語呂合わせで覚えた公式でクリアできた。

最初は計算問題を捨てようと考えていたが、

思い直してよかった。

実行していたら間違いなく落ちていた。

    

試験は暗記と理解が必要な問題構成で

予想よりひねった問題が多かった。

   

とりあえず第一関門クリア

次は実地試験が控えている。

    

始まったばかりの国家資格なので

試験機関の体制が整っていないのか

試験の開催が全国で僅かしかなく

予約が取れない状態が続いている。

   

しばらく練習没頭の日が続く。